「訪問看護って何をしてくれるの?」
そういった声をよく聞くようになりました。
中には「訪問介護」とよく勘違いされる方も多いのではないでしょうか。
訪問看護というサービスを利用すれば
- 「病気や障害があっても家で過ごしたい」
- 「夜間になにかあったら心配」
- 「病院を退院したけど、一人にしておくのは不安・・・。」
というような不安や希望に応える事ができるかもしれません。
そこで今回は、訪問看護を利用するメリットを徹底解説していきます。
住み慣れた環境で療養ができる
病気や怪我などが原因で、どうしても家で生活することが難しかったり、施設を探してるけど、どこも空き待ちでいつ空くかもわからない。
どうしようと悩みますよね。
そこで活躍するのが訪問看護です。
訪問看護とは名前の通り「訪問」して「看護」を受けられるという特徴があります。
定期的に看護師が自宅を訪問して、医療的処置や日々の健康管理など幅広い分野でのケアを行います。
また、病院の先生とも毎月情報のやり取りをしているので、療養している中で気になる点や相談事などもスムーズに反映しやすい事から、利用者さんやそのご家族も安心して自宅療養ができます(^^)
住み慣れた家が1番というのは、何歳になっても変わりませんよね♪
24時間365日、緊急時でも対応している
自宅で療養していて、まず不安になるのが夜間の急変だと思います。
訪問看護の良いところは、日中でも夜間でも病院が休みの日でも看護師がいつでも対応してくれるという事です。
何かあった場合、1人だとパニックになると思うので心強いですよね\(^o^)/
訪問看護ステーションにはオンコールという制度があって、夜勤とかはない代わりにこのオンコールがその役割を果たします。
常に待機電話を持ち歩いているので、いつでもどこでも連絡できる、訪問看護ならではのメリットです。
- 電話での指示、
- 往診
- 救急車手配
などの対応が可能なので安心です!
身体に制限があっても利用できる
患者さんに身体的な制限(歩行困難、通院が困難)や医療的ケア(尿道カテーテルや、中心静脈カテーテル、胃ろうなど)の必要がある場合、通院することさえも大変になってしまいます。
訪問看護であれば看護師が自宅へ訪問してくれるので、身体的制限があっても問題なく利用できます。
そのため、身体的制限があってもご自宅で長く療養して頂けるのではないでしょうか。
費用が抑えられる
訪問看護は介護保険と医療保険が適用できるサービスなので、基本的には1割〜3割負担で抑えられます。
訪問看護ステーションからの訪問看護で、1回/週、1時間/回の訪問看護(加算料金なし)の場合
【介護保険(1割負担)】 約816円/回
【医療保険(3割負担)】 約3,000円/日
上記介護保険の適用枠でいけば、週1回訪問で1ヶ月の費用は約3,200円程度です。
施設入所などに比べれば格段に費用が抑えられるのではないでしょうか。
まとめ
訪問看護の大きなメリットは、住み慣れた自宅で家族と一緒の時間を過ごしながら療養を行うことができるという事。
看護師が自宅へ訪問してくれる訪問医療を受けながら、24時間365日体制での療養が可能で、入院を継続するよりも費用負担も少なくなる場合が多いです。
昨今の高齢化に伴い、「人生を自分らしく過ごしたい」という考えから、入院ではなく、慣れ親しんだ自宅で療養を希望する方が増えています。
訪問看護はそういった希望や想いに応えるためのサービスの一つです。
他にも、生活をしていく上で必要なサービスがあればそれらも積極的に利用し、その人の生活の質-QOL-(Quality Of Life)を向上させ、自分らしく暮らしていって頂きたいと思っています。
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